カビの生えたエアコンを2時間くらいで掃除してみた

エアコンは身近にあるけど、なかなか掃除しないもの。
僕もすっかり、掃除をしないまま、数年が経ってしまっておりました。
エアコン掃除を怠ると、中でカビが繁殖して真っ黒に…
なんてこともあるようです。

冬に夏に、エアコン無しでは過ごせないこの世の中、もし掃除をするならばエアコンを使わない春か秋しかない!
と、言うわけで今回は、エアコンの掃除をしてみることにしました。

わが家のエアコン運用状況

まず、わが家のエアコン運用状況ですが、夏と冬には基本的に毎日夜に使用しています。年間使用日数で言うと、年の半分およそ180日位は使っているように思います。
エアコンの掃除は基本的にフィルターのみで、それも年2回くらいのものです。

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今回の掃除方法

本来、エアコン掃除を専門業者に頼むと、隅々まで掃除はしてくれるけど、およそ一万円くらいするらしいです。とてもじゃないけどそんなお金出せない…
と、言うわけで今回のエアコン掃除は、自分でやりつつ、けっこうしっかり掃除したいなーと、思っています。
と、言ってもエアコンを取り外して隅々まで掃除する
というのは、かなりハードルが高いので、外枠だけ外して掃除できるところをしっかり掃除するという感じで進めていきたいと思います。

エアコン掃除をしてみた

使用する物品

・エアコンスプレー

・雑巾

・古い歯ブラシ
・スポンジ
エアコンをこする用のものです。

・養生テープ

・ビニール袋90リットル
・ハサミ
・バケツ
エアコンスプレーを使うと水分が出るので、これらを用いて部屋が水浸しにならないように配慮します。

・塩素系洗剤

まずはエアコンの外枠を外す

掃除するにあたって、まずはエアコンのコンセントを外しておきましょう。

コンセントを外したら、掃除がしやすいよう、エアコンの外枠を外していきます。

まずはフィルターから。これは通常の掃除の際にもやるので簡単ですね。

次にエアコンのプラスチックの外枠を取り外していきます。外枠はねじで留まっているので、それを取れば簡単に外すことができます。

外枠が外れたら、吹出口のルーバー等を取ります。吹出口周辺のパーツは、無理に引っ張ったりすると破損してしまう恐れがあるので、丁寧に取り外していきます。

掃除するエアコンを確認する

エアコンの外枠を外すとこんな感じになります。

※全て取り外した写真が無かったためルーバー付の写真を載せています。

一気に機械な感じが出てきましたね(笑)
一番外側に付いている銀色の大きなパーツが熱交換器で、フィンと呼ばれています。
ちなみに、取り外す前の吹出口周辺のパーツを見てみると…


うげー!きたねぇー!!
ばっちり生えてます、カビ(笑)
真っ黒ですね。

これの奥の方には、風を送るためのファンがあります。暗くてよく見えませんが、これもスゴいカビているんでしょうね、きっと。

水の通り道を作る

一通り中を確認したので、今度は洗浄によって部屋が水浸しにならないようにしていきます。


養生テープを使って、ハサミで底に穴をあけたビニール袋を繋いでいき、水を下の容器に誘導するようにします。
僕はバケツが無かったので、洗濯かごにビニール袋を張って対応しました。

いよいよエアコンを洗浄!

さて、いよいよエアコンの中を洗浄していきます。


先ずはフィンの部分から。とりあえず掃除機でホコリを吸っていきましょう。ちなみに、フィンの部分は変形しやすいので、けっこう丁寧に作業しましょう。僕は今回つけなかったのですが、もし、掃除機にブラシのアタッチメントがあればつけたほうが良いと思います。


掃除機で一通り吸ったらスプレーを吹き付けていきます。このスプレーは本来フィンをきれいにするためのものだけあって、結構勢いよく出てきます。勢いだけでもきれいになりますが、使い捨て歯ブラシで隙間をこすってあげるとなおきれいになります。


フィンがきれいになったら次はファンの部分です。隙間が狭いので難しいですが、よく見て液がファンに当たるようにします。

一通り吹き付けたら、歯ブラシでファンをこすって、またスプレー。
これを2、3回繰り返していきます。


落ちてくる雫の色が透明っぽくなってきたら、雑巾で中を拭いていきます。拭いても拭いてもしばらくは雫が落ちてくるので、ある程度拭いたらしばらく置いておいて、雫が落ちて来なくなったら最後に拭くので良いと思います。

外した部品も洗浄!

外した部品にも、カビが付いているので洗浄していきます。

基本的には水で流しながらスポンジでこすって、カビがしつこい部分は歯ブラシを使うと良いと思います。
吹出口の風向パーツは、細かい隙間にまでカビが入り込んでいて落とせなかったので、洗面台に塩素系洗剤を入れ、水で薄めたところにしばらく浸けておきました。
これらを洗い終えたら日陰の風通しのよいところで乾かします。

エアコンの組み立て

洗浄したパーツが乾いたら、エアコンの外枠を組み立てていきます。


洗浄する際、パーツを無くさないように注意しましょう。また、パーツの場所がわからなくなるのが心配であれば、分解の際に写真を撮りながら作業するとよいと思います。

エアコンの電源チェック

ここまできたら、最後はエアコンの電源が入るかチェックします。

リモコンを「ピッ!
エアコン:「コォォォォ~

おお!無事に動きました。
カビ臭くない風が最高ですね!
無駄にエアコンの前で深呼吸してしまいます(笑)

まとめ

ここまでの工程でおよそ1時間半~2時間くらい。細かく分解していけば、もっときれいにはできますが、丸1日かかるのと、何より、きちんと復元できるか不安と言う人も多いのではないでしょうか。かくいう自分も全くその通りだったのですが、このくらいの工程ならば、割と誰でも簡単にできます
皆さんも、いつもの掃除から少しだけ手をかけて、簡単にでもエアコン掃除をしてみてはいかがでしょうか。

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