最近のスマホは大画面化が進んで、それに応じてサイズが大きな機種が増えてきています。画面が大きいことで、より鮮明に画像や動画を見ることができる反面、手に持ちづらいんですよね。
持ちづらいスマホを使っていると、やはり落としやすいですし、落とすと画面が割れたり故障したりと、非常に困る事態が起こります。
こんな思いをするのならば、大きなスマホでなくても構わない!
という考え方から、僕はずっと比較的小さなスマホを使ってきました。
今回は2018年に発売された機種を中心に、小さなスマホを抽出し、比較してみます。
目次
比較的小さなSIMフリースマホ6選
まず、『小さなスマホ』の定義と、個人的に求める性能は以下の通りです。
- 横幅が70㎜以内
- RAM3GB以上
- 安い
ただし。。。
最近は横幅70㎜以内のスマホというものが本当になくなってきており、今回はやむを得ず横幅73㎜くらいまでのスマホを取り上げました。
また、決して安くはないですが、iPhon8も比較的コンパクトなスマホであるため、リストに入れています。
機種名 | HUAWEI P20 lite | HUAWEI nova lite 2 | ZenFone 4 Max | AQUOS sense plus | moto g6 | iPhone 8 |
メーカー | HUAWEI | HUAWEI | ASUS | SHARP | MOTORORA | Apple |
OS | Android 8.0 | Android 8.0 | Android 7.1 | Android 8.0 | Android 8.0 | iOS 11 |
CPU | Kirin659 | Kirin659 | Snapdragon430 | Snapdragon630 | Snapdragon450 | Apple A11 |
コア数 | オクタコア | オクタコア | オクタコア | オクタコア | オクタコア | ヘキサコア |
RAM | 4GB | 3GB | 3GB | 3GB | 3GB | 不明 |
ROM | 32GB | 32GB | 32GB | 32GB | 32GB | 64GB |
画面 | 5.84インチ | 5.65インチ | 5.2インチ | 5.5インチ | 5.7インチ | 4.7インチ |
解像度 | 2280×1080 | 2160×1080 | 1280×720 | 2160×1080 | 2160×1080 | 1334×750 |
背面カメラ | 16MP +2MP |
13MP +2MP |
13MP +5MP広角 |
16.4MP | 12MP +5MP |
12MP |
前面カメラ | 16MP | 8MP | 8MP | 8MP | 16MP | 7MP |
指紋認証 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
顔認証 | ○ | × | × | × | × | × |
バッテリー容量 | 3000mAh | 3000mAh | 4100mAh | 3100mAh | 3000mAh | 不明 |
横幅 | 71.2mm | 72.05mm | 73.3mm | 71mm | 72.3mm | 67mm |
重さ | 145g | 143g | 156g | 157g | 162.5 g | 148g |
テザリング対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
防水機能 | × | × | × | IPX5/IPX8 | × | IP67 |
デュアルSIM | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
※他の機種よりも優れているポイントを赤字にしています。
各機種の詳細と特長
ここからは、各機種の詳細と特長を見ていきます。
HUAWEI P20 lite
HUAWEI P20 liteはRAMが4GBもあるため、他のスマホに比べて処理スピードが速いことが特長でしょう。気になる本体の横幅は71.2㎜と、最近発売されたスマホの中では小型のスマホと言えるでしょう。横幅が小さいにもかかわらず、画面のサイズが5.84インチの大きな画面というのも良いですね。なお、顔認証やSIMカードを2つ入れることができるデュアルSIM機能も付いています。
HUAWEI P20 liteは小型でありながら、高性能な機種であると言えるでしょう。
HUAWEI nova lite 2
HUAWEI nova lite 2の特長は”軽い”ということでしょう。本体重量は143gとピックアップしたなかで最も軽量な機種です。画面サイズも5.65インチとやや大きめ。気になる横幅は72.05㎜と、小さいスマホを探している人から見るとやや大きめな感もあります。なお、SIMカードを2つ入れることができるデュアルSIM機能も付いています。
HUAWEI nova lite 2は比較的値段も安く、コスパに優れた機種であると言えるでしょう。
ZenFone 4 Max
ZenFone 4 Maxの特長は、何と言っても電池もちだと思います。4100mAhと大容量のバッテリーは他のスマホと比較しても群を抜いています。横幅は73.3㎜と、小型のスマホを探している人からするとやや大きめですが、それでも70㎜台前半です。なお、SIMカードを2つ入れることができるデュアルSIM機能も付いています。
ZenFone 4 Maxも比較的値段も安く、電池もちを気にする人にとってはおすすめの機種です。
AQUOS sense plus
AQUOS sense plusの特長は、防水機能とおサイフケータイ機能です。他の機種と異なり、日本の企業(SHARP)が作っているスマホであるため、日本人が使いやすいスマホになっています。また、画面には省電力で動く”IGZOディスプレイ”が使用されており、電池もちは抜群です。横幅も71㎜と、小型な本体がいいですね。
AQUOS sense plusは、ピックアップしたスマホの中ではやや値段が張るものの、使いやすい安定的なスマホだと思います。
moto g6
moto g6の特長は、カメラの画素数でしょう。他のスマホの前面のカメラが総じて1000万画素以下ななか、1600万画素と圧倒的な画素数です。その他は、画面がやや大きいということくらいでしょうか。横幅は72.3㎜とやや大きめです。
moto g6はあまり目立った特徴が無いスマホのように感じます。ただし、あまりメジャーなスマホでないので、使っていると”他の人とは違う”という優越感があるかもしれません。
iPhone 8
iPhone8は、決して安くはない機種ですが、やはりiPhoneと言えば小型で持ちやすい機種であるということでリストに入れてみました。
iPhone8の特長はやはり横幅ですね。幅が70㎜を切る本体は本当に持ちやすいです。また、防水機能もしっかりとついていて、動きもサクサク。値段は他のスマホに比べて2倍以上しますが、やはり値段相応の性能があります。また、日本ではスマホを持っている人の半数以上はiPhoneなので、iPhone8を持っていて不自由することはまずないでしょう。
まとめ
昔は小さいスマホは性能が悪いなんて言われていましたが、今は小型のスマホでも性能が高く、どれを選んでも性能が悪くて困るということはないでしょう。近年の画面大型化に伴い、小型のスマホはすっかり肩身が狭くなってしまいましたが、数少ない小型スマホも様々な特長があり、おもしろいスマホが増えてきています。
個人的には”指紋認証”機能が便利で、今までは指紋認証機能を搭載した機種を探してスマホを選んでいたのですが、最近はそれが標準装備になってきたのでとてもうれしい限りです。
また、小型スマホの情報が入り次第、更新していこうと思います。