船旅っていいですよね!
と、突然ですが、人はふとした瞬間になぜか海を見たくなります。
海と生活が近い港町に行ってノスタルジーな雰囲気を味わいたい!
そんな願望をかなえてくれるのが尾道です。尾道は広島県の東側にある港町で、古くから漁業や造船等が盛んで人と海が近い生活をしてきました。
そんな尾道の対岸から南に約300m幅の尾道水道を隔てた位置にある向島へはフェリーが出ていますが、そのフェリーが『日本一短い船旅ができる』フェリーだということで、今回行ってみることにしました。
まずは尾道へ行こう!
尾道市街への最寄駅はJRの”尾道駅”です。なお、新幹線の駅に新尾道駅がありますが、尾道市街からは少し離れており、移動手段がバスしかないので新幹線を利用する人は
- 東京方面からの人⇒福山駅で山陽本線に乗り換え
- 博多方面からの人⇒三原駅で山陽本線に乗り換え
が便利です。また、飛行機を利用して広島空港から向かう場合は、白市駅で山陽本線に乗りましょう。
日本一短い船旅のフェリーに乗ってみる
日本一短い船旅のフェリー乗り場は以下の場所です。
船の会社は『尾道渡船』と言います。尾道から向島へ向かうフェリーはこのほかにも2航路があります。
尾道駅からフェリー乗り場へ
尾道駅の南口を出たら、まずは東方向に向かいましょう。
5分くらい歩くと尾道本通りの入口が見えてきます。尾道本通りは、東西に長く延びた商店街で、尾道のメイン通りです。
本通りの様子はこんな感じ。写真ではシャッターばかり目立ってますが、少し前と比べたら本当に店が増えました。おしゃれな店や古い趣のある店が多いですよ。
およそ20分くらい歩いて海側に向かうと・・・
『日本一短い船旅』の看板が!
横には、尾道が連続テレビ小説の『てっぱん』のロケ地であることを示す看板があります。
この看板がある場所が尾道渡船の乗船所になります。
フェリーに乗ってみた
さて、いよいよフェリーに乗ります。フェリーは10分おきくらいで出航しているので待っていればすぐに来ます。
フェリーが来ました。まずは歩行者から乗船し、後で車が乗ってくることもあります。乗船料金は片道100円。安い!
フェリーの中はこんな感じ。フェリーには重油のにおいが立ちこめるなど、質実剛健?というか、ノスタルジー?というか、そんな雰囲気を鼻で感じます。フェリーの床はペンキを何度も塗り直した跡が見られるなど重厚な雰囲気。
乗船後は長椅子に腰かけて外を眺めます。しばらくすると、集金のおじさんが来るので乗船料を渡します。
出航後、すぐにもう一隻のフェリーとすれ違います。尾道渡船は2隻のフェリーが入れ違いながら運航しています。
船に乗って、約4分。対岸の向島に到着しました。本当に短い船旅です(笑)
向島側の風景は写真を撮り忘れたのですが、島の小さな船着場って感じのいい雰囲気でした。周りには特に何も無いのですが、ホッとする島のひと時を過ごすことができます。
船は頻繁に来るので満足したら尾道に帰ることができます。
まとめ
見どころの多い尾道ですが、こんな楽しみ方もあるんです。
たまに海を見たくなるとき、ありますよね。いつもと同じ海岸からではなく、たまには船の上から海を眺めてみるのもいいかもしれません。それが遊覧船や豪華客船でなく生活航路でもいいんじゃないですか。重油のにおいと大きなエンジンの音を感じながら。
ちなみに僕はこれを”クルージング”と呼んでいます(笑)
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