すっかりスマホが一般的になった、この世の中。皆さんが使っているスマホは「iPhone(iOS)」か「Android」の大きく2つのOSに分けることができるでしょう(それ以外のOSも多少ありますが・・・)。日本では大半の人がiPhoneを使っており、『スマホ=iPhone』と言っても過言ではない状況になりつつあります。
周りの知り合いはみんなiPhoneばかりで、Android派の僕はやや肩身が狭い思いをしている毎日です。もちろん好んでAndroidを使っているので仕方ないと言えば仕方ないのですが、ところどころで「iPhoneを持っていればなぁ」と思うこと(ドローン関連のアプリはiPhoneの方が使いやすい)があり、たまにサブ機でiPhoneが欲しくなることがあります。ただ、iPhoneと言えば高価なスマホ。普通に買ってメイン機として使うならまだしも、サブ機で使うなんて贅沢はできません。
そこで今回、フリマアプリで”ジャンク品”として売られているiPhoneを修理して使えるようになるかどうか試してみることにしました。
目次
まずはフリマアプリでジャンクiPhoneを買う
まずは修理するためのiPhoneを買います。フリマアプリで”ジャンク品”として売られているものを調べてみると安く購入することができます。
フリマアプリで購入する際の注意
フリマアプリでiPhoneを購入する際、いくつかの点に注意しておく必要があります。注意点は以下の通り。
- 『アクティベーションロック』がかかっていないこと
- 『iPhoneを探す』がオフになっていること
- 赤ロムでないこと
- 電源が点くこと(水没歴が無ければなお良し)
大きな点で言えばこんな感じでしょうか。その他、細かい部分は質問等で確認しておくと良いでしょう。
ジャンクiPhoneを買ってみた
そんなこんなで、買ってみました、ジャンクiPhone。
だいぶ古い『iPhone4』だったこともあり、価格は500円でした。状態は見ての通り、画面がバキバキに割れているのと、電池もちが異常に悪いとのこと。
今回はこれを修理していきます。
iPhone4を修理してみる
修理部品を揃える
修理するポイントは
- 画面の割れ
- 電池の交換
です。交換の部品は意外と安くネットで売っています。
【液晶(デジタイザ)】
【電池】
液晶(デジタイザ)のキットに分解の際必要な工具が付属されているので新たな工具の購入が必要ないのがいいですね。
iPhoneを分解してみる
修理部品が揃ったら、いよいよ分解していきます。ねじの種類がいくつかあるので、その場所と共にきちんと分かるようにしておきましょう。
まずは、スピーカー部分の横にある特殊なねじを外していきます。
ねじを外すと裏ぶたが簡単に取れます。その裏には電池があり、簡単に外すことができます。電池交換だけの場合はこれだけでいいので超簡単です!
その後もどんどん分解を進めていきます。基盤の分解は難しそうに見えますが、意外と簡単です。ただし、キズをつけたりしないよう、慎重に作業を進めていきましょう。
基盤をすべて外し終えました。いよいよ液晶を取り外していきます。液晶は粘着テープで結構頑丈にくっついています。
ようやく液晶が外れました。画面が割れている場合はガラスの破片が出てきますのでけがをしないように注意しましょう。
購入した新しい液晶を取り付けていきます。取り付け時に割れないように慎重に取り付けましょう。液晶の取り付けが終わったら外した部品を組み立てていきます。
無事に組み立て終わりました。あとは、裏ぶたを取り付けるだけです。
とりあえずこんな感じに仕上がりました。元々の色は黒でしたが、白の液晶を取り付けたため、ホームボタンだけ黒になっています。
組み立て終わったところで電源をつけてみます(ドキドキ)。
!!!!!
無事につきました!!!!
やった~
これで修理完了です。
まとめ
今回の修理にかかった費用を改めて見直すと・・・
- ジャンクiPhone4本体⇒500円
- 液晶(デジタイザ)⇒1,100円
- 電池⇒1,700円
合計3,300円でした。これでiPhoneが手に入るのだから安いもんですね!
Androidの機体は修理部品があまり出回っておらず価格も高いですが、その点iPhoneであればかなり安く修理部品を購入することができます。これもユーザーが多いという恩恵ですね。
普通に街の修理屋さんにお願いすれば、画面の修理だけでも10,000円以上かかったりしますが、自分でやればこんなに安くできるんです。
皆さんも、是非試してみてはいかがでしょうか?