海外旅行の際、現地の空港に着いてから一番はじめに悩むのが『両替』ではないでしょうか。
空港で両替するとレートが悪いけれど、市内で両替する場所を見つけるのも面倒なもの。
そんな中、韓国だけの技にはなりますが、LINEを使ってATMから現地の通貨(ウォン)を引き出せるということを聞いたので試してみました。
目次
両替に使うのはLINEPay
韓国ウォンへの両替に使うのはLINEPayです。
この方法を行うにあたっては、最低限LINEPayの登録は済ませておきましょう。
※LINEPayはLINEのアプリからでも登録できます。
LINEPayで事前にやっておくこと
本人確認
LINEPayで事前にやっておくことのうち、まず最初は本人確認です。
LINEPayの画面を開くと下の方に『韓国ATM両替』という表記があるので、それを押して次の画面へ進みます。
次に進むとマイナンバーカード、もしくはマイナンバー通知カードを撮影し、写真を送る画面になります。
ちなみに、マイナンバー通知カードの場合は身分証(免許証、パスポート、在留カード)の写真も送る必要があります。
ここまでできれば、本人確認はこれで終わりです。
LINEPayへ入金しておく
本人確認が終わったら、LINEPayへ入金します。
なお、ATMで引き出せるのは1万ウォン単位になります。
受付番号を発行しておく
こちらの手順は、韓国に着いてからでも良いのですが、ATMの操作の前に受付番号を発行しておく必要があります。
まずは滞在目的と暗証番号を入力します。
この時の暗証番号は、ATMからお金を引き出す時に使う暗証番号なので、自分が覚えやすい4桁の数字を入れておくと良いと思います。
入力し終えたらリクエストボタンを押します。
すると、受付番号が記載された画面が表示されるので、しっかりと記憶しておきます。
分からなくならないよう、スクショしておくと良いと思います。
ちなみに、この手続きの有効期限は24時間なので、飛行機に乗る前くらいに手続きしておくと良いでしょう。
韓国でお金を引き出してみる
と、いうわけで韓国に到着しました(仁川国際空港)。
まず探すのは新韓銀行(Shinhan bank)のATMです。
仁川空港には第一・第二ターミナルともにいくつか窓口があり、ATMはその横にあります。
ATMに着いたらLINEPayと書いてあるボタンをタッチ。
文字がハングルばかりで不安ですが、進んでいくと日本語が選択できます。
進んでいくと、受付番号の入力画面が出てくるので、受付番号を入力します。
次に、暗証番号の入力画面が出てきました。自分で決めた4桁の暗証番号を入力します。
最後に、金額を入力します。ここでは1万ウォン単位で入力する必要があるので注意しましょう。
無事にお金を引き出すことができました!
引き出したのは、とりあえず40万ウォンほど。
なお、手数料で108円(消費税増税で10%になる前)ほど追加でかかっています。
まとめ
両替のレート(2019年9月時点)を比較してみると、
- LINEPay(手数料込み):1円あたり10.95ウォン
- 空港両替所:1円あたり10.2ウォン
だったので、LINEPayで両替したほうがおトクであるということが分かります。
明洞や東大門など、市街に出れば1円あたり11ウォンの両替所もありましたが、休日は営業していなかったりしていたので、その点でも無難な方法はLINEPayであると言えます。
また、今回は手数料込みで40万ウォンを両替した際のレートを記載しましたが、両替金額が大きくなれば大きくなるほどレートは良くなるので、一緒に行く人がいれば、まとめて両替してしまうというのも良い手だと思います。
なお、今回紹介したこの方法ですが、仁川国際空港の場合は、新韓銀行の窓口の営業が一番遅いところでも23時に終わってしまうため、夜間到着の場合は注意が必要です(両替操作はATMですが、LINEPayを使った操作の時間は窓口の営業時間と連動する)。
ただし、一番早い窓口は朝の5時から営業し始めるので、空港泊の場合でもあまり大きな影響はないと思います。
皆さんも、是非試してみてください!