中国の観光ビザ申請に必要なホテル手配書の取得方法!2名以上の宿泊の場合も書いています

ひょんなことから中国へ旅行に行きたいと思い、航空券を予約したのですが、調べてみると、中国へ入国するにはビザが必要だとのこと(2024年3月時点)。

今回は、中国の観光ビザ(Lビザ)申請に必要な「ホテル手配確認書」について書いていきます。あくまで個人の経験の一つではありますが、参考になれば幸いです。

ビザ申請に必要なホテル手配確認書とは

中国の観光ビザ(Lビザ)の申請には旅行中に滞在するホテルの予約ができていることを示すホテル手配書が必要です。旅行会社を使わず自分で予約する場合は、自力で用意する必要がある書類です。


Booking.comやExpedia、Trip.comなどのオンライン予約サイトを使う場合は、ホテル予約後に作成される予約確認書をビザ申請に必要なホテル手配書として使うことができます。

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ホテル手配書に必要な情報

ビザ申請の際にチェックされた情報について書いていきます。少なくとも以下の内容は書かれている必要があります。

  • ホテルの名前
  • ホテルの住所
  • 滞在日時(旅行期間中に抜けが無いように)
  • 宿泊者名(ビザ申請者の名前が必要)

今回は2人での旅行を考えていましたが、多くのオンライン予約サイトでは予約者の1名分の名前しか入っていないため四苦八苦しましたが、その解決方法についても書いていきたいと思います。

ホテル手配確認書(予約確認書)の取得方法

今回の予約に使ったBooking.comでの方法を書いていきます。

宿を予約する

宿泊するホテルを予約します。個人的な感覚ではありますが、クチコミスコアが低いところだと経験的にハズレが多いので、スコアが8以上のホテルを選ぶようにしています。

旅程が決まっていない場合は、とりあえずホテルの予約をしてビザ取得後にキャンセルするという技もあるようです。予約キャンセルが見込まれる場合は「キャンセル無料」の条件で絞り込むとよいと思います。

予約確認書の取得

ホテルの予約が終わったら、予約確認書をエクスポートします。
まず、Booking.comのトップ画面の右上にあるアカウント名が書いてあるところを押し、表示タブの「予約&ご旅行」を押します。

次の画面で予約確認書を取得したいホテルを選択すると、下の写真のような予約情報が記載された画面が表示されるので、「予約確認書を印刷」を選びます。

選択すると予約確認書を印刷という画面が表示されます。言語を選ぶと予約確認書がPDFで表示されます。

なお、中国のビザ申請の際には日本語版と中国語版のどちらも印刷して持って行ったのですが、申請の際に提出したのは日本語版のほうでした。

宿泊者名を2名以上にしたい場合はどうする?

上記の方法で取得した予約確認書にはBooking.comの予約アカウント名が記載されているだけで2名分の名前が入っていないため、このままでは名前が入っていない人のビザの申請ができません

先ほどの予約情報の画面のもどり、下にスクロールしていくと「宿泊者名を変更」というコマンドが出てきます。

選択すると自由に名前を入力することができるので、宿泊する2名分の名前を入力しましょう。


【1人目の名前 , 2人目の名前】というように名前の間をカンマ(,)などで区切るとよいと思います。

このとき、入力する名前はパスポートに記載されている名前と同じ表記にしましょう。1人で旅行する場合も、パスポートと宿泊者名で記載が違う場合は、やはり宿泊者名を変更しておいたほうが良いでしょう。

まとめ

コロナ禍以前は、中国へちょっとした旅行くらいであればビザなしで行けたのですが、2024年2月時点では中国のビザ申請はとても大変な状況です。
また、申請してから受け取りまでも4営業日くらいかかるため、旅行の1ヶ月前くらいにはビザの申請を済ませておくようにしましょう。