たまには豪華に香港旅行!マルコポーロホテルに宿泊してエグゼクティブラウンジを利用してみた

突然ですが、香港に旅行をする際には「ホテル選び」の問題に直面してしまことが多いのではないかと思っています。

重慶大厦(チョンキンマンション)内のホテルを代表されるように、観光のしやすいネイザンロードに面している場所(佐敦:ジョーダン、尖沙咀:チムサーチョイ)で1泊1万円以下でホテルを探すと、多くのホテルが「狭い・汚い・水や温水が出にくい」という環境であり、滞在中の快適性を捨てることになってしまいます。

中心街から離れると、普通のホテルはあるものの、アクセスが悪く観光はしにくいのが難点です。今回はそんな状況下の香港で、高級ホテルを利用した話です。

9月のシルバーウィーク前に夏休みを取り、香港ディズニーランドに行きたいと思い4泊5日で旅行を計画しました。そこでは、例に漏れず上記の香港のホテル問題に直面します。

個人的には、7年前に香港を旅したことがあり、お世辞にも快適な環境とは言えないホテル(監獄)に泊まっていたため、今回もそんなホテルを想定していました。

まえ、香港へ行ったときのはなし

ここで、7年前に宿泊したホテル監獄)について話します。

当時は、とにかく立地と安さ重視の旅をしていました。ホテルは1泊4500円ほどで、場所は「佐敦:ジョーダン」と言う中心街で立地は申し分ありません。

いざ、現地に着くと‥ホテルがわからない‥そう、香港の安宿は建物の一部のフロアだけで営業していたりするため、1階に看板が出ていないことが多いのです。道行く人や、コンビニなどで場所を聞きやっとの思いで、ホテルにたどり着いた記憶があります。

ホテルは雑居ビルの一角にあり、エレベーターホールとホテル受の間には鉄格子の扉があり、それを開けてホテルエリアに入ります。(防犯上の対策で設置されているものと考えられる)

※宿泊した安宿監獄

部屋に案内されると、第一印象は「狭すぎ」でした。8㎡位のスペースにベット二つにトイレとシャワーがある簡素な部屋でした。

エレベーター前の鉄格子と相まって、囚人の気分を味わえました。※筆者は刑務所に収監されたことはない為、あくまでイメージです。

※安宿監獄に絶望する筆者模範囚

シャワー室はとても狭く、便座に座りながらシャワーを浴びることができる効率設計でした。また、シャワーは基本的に水しか出ず、12月の肌寒い香港の夜に凍えながら身体を流した事は、忘れられない思い出となっています。

※全貌が映ってはいないが上に見えるのがシャワー機器

さらに、これは建物の問題だと思いますが、夜ご飯を食べホテルに帰ろうと遠目から建物を見ると1階入り口はシャッターが閉まっていました。一瞬、締め出された‥とおもいましたが、写真の様にツッコミどころ満載な入り口が作られており、思わず爆笑してしまいました。

※安全性を感じるセキュリティーシステム

海外においては日本の常識を持って行ってはダメです。筆者は、こういった、ところどころに垣間見える海外のカオス感が好きで貧乏旅行を楽しんでいます。

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今回の宿を探そう

そして話を戻しますが、今回の旅行も最初は前回と同様のカオスなホテルに泊まることをイメージしていました。

が、しかし、刑務所嫌いな同行者がそれを許しませんでした。

模範囚の筆者は必死で宿を探すことに…

頼ったのはAgoda(アゴダ)。

画面をスクロールし、目を付けたのがマルコポーロ香港ホテル(Marco Polo HongKong Hotel:馬哥孛羅香港酒店)でした。

もはや貧乏旅行なんて知らん、逆に振り切ってやりましたわ。価格帯は言うまでもなく高級。

様々なプランが用意されてるなか、その一つプランに「with The Continental Club Lounge access」(エグゼクティブラウンジ利用可)と言う未知の文字に非常に興味をそそられてしまったのです。

振り切った模範囚の筆者は気がついたら、4泊で1部屋9万円のこのプランを予約していました。人生経験は大切ですよね(多分)。

てなわけで香港に到着した

香港国際空港に到着したのは8:00amくらいでした。兎にも角にも荷物をホテルに置いて観光したいと思い、まずは、ホテルへ直行。

ホテルへ着いたはいいけども、フロントでうまく英語で意思の疎通が図れず、荷物を置くだけの予定だったのですが…

なぜか、午前中なのにチェックインしてしまいました(笑)

チェックインの際、デポジットでクレカで約6万円(3500香港ドル)の請求はありましたが、アーリーチェックインの料金は、一切取られませんでした。(6万円もチェックアウト後、数日でクレカ明細から消え請求されませんでした)

お目当てのエグゼクティブラウンジは、7:00am~11:00pmまでやっているとのことです。

  • モーニング:7:00am~11:00am
  • アフターヌーンティ:2:30pm~5:00pm
  • イブニングカクテル:5:30pm~8:00pm

初日は、観光の合間にアフターヌーンティから利用しました。

軽食が中心ですが、ミニハンバーガーやサンドイッチなどもあり、どれも美味しくて食べすぎてしまいます。

※山積みのサンドイッチ

※おしゃれなひと口デザート

イブニングカクテルでは、お酒がメインということもあり赤、白、スパークリングワイン、ビールなどを飲んでいる人がいました。

料理は、お酒に合うものが沢山あり最高でした。デザートもアフターヌーンティから残っておりちゃっかり楽しめました。

※酒、酒、酒

※おつまみの生ハムメロンなどなど

次の日、モーニングに行きましたがベーコンにトースト…THE・朝食と言ったラインナップでした。ミニエッグタルトが美味すぎました。さすが香港といえばエッグタルトと言うだけありますね。

※おすすめのエッグタルト

※モーニングのメニュー表(ご参考に)

オムレツはシェフがその場で指定した具で作ってくれます。

余談ですが、シェフの人がこのホテルで唯一日本語で会話できました。
その他、メニュー表にあるものは注文すれば作ってくれるみたいでした。
朝からすごく充実してますね。

以上が、全ての時間帯のラウンジ利用の感想です。

それ以外の時間でも、缶のソフトドリンクは飲み放題で、部屋に持ち帰って飲むこともできました。
控えめに言っても最高でした。その他、会議室やコピー機の利用などエグゼクティブフロア宿泊者へのサービスは様々があるみたいです。

ここまでの待遇を受けてしまうと、次の旅行からは、高級ラウンジのあるホテルにしか泊まれなくなりそうです。

マルコポーロ香港ホテルの概要(まとめ)

【ホテルの概要】

  • 日本語ほぼ通じない。
  • 部屋までの荷物運びは各自で。
  • エレベーターは、カードキーを差し込まないと部屋の階のボタンが押せない。
  • 外出時カードキーはフロントに預けなくて良い。
  • エグゼクティブフロアは17階と18階(最上階)
  • 6階の駐車場から眺める夜景は最高。
  • 部屋は、少し古さを感じるが洗練された趣のある部屋(予約サイト内の写真の通り)。
  • バスタブのお湯は少し出にくい。
  • ウェルカムフルーツと水は無料。

【エグゼクティブラウンジの概要】

  • 客層は50代以上の欧米系の人がメイン。
  • 基本ガラガラ。
  • エッグタルト美味すぎた。
  • しかし、フルーツはパイナップル以外美味しくない。
  • 必ずtea or coffee と聞かれる。
  • スタッフに顔を覚えられると日本語で挨拶される。