海外旅行の時、安い航空券を取ると乗継ぎ(トランジット)が発生する場合があります。
乗継ぎというと、”時間がかかる”、”手間がかかる”等、あまり良いイメージはないかもしれませんが、乗継ぎ時間が長い場合は、中継地のちょっとした観光をすることができます。
今回はエジプトの旅行時にドバイで10時間程度の乗継ぎがあり、少し観光をしてきましたので、ちょっとしたドバイ情報を紹介していきます。
ドバイ国際空港から市街地へのアクセス
ドバイ国際空港から市街地へのアクセス方法は主に3つ。
- タクシー
- バス
- ドバイメトロ
です。
ここでは、貧乏バックパッカーの時間の限られた観光ということなので、”安価であること”と”時間に正確であること”を優先し、『ドバイメトロ』を利用することにしました。
空港のある”エアポートターミナル駅”から、世界一高い建物であるブルジュ・カリーファのある”ブルジュ・カリーファ/ドバイ・モール駅”までの所要時間はおよそ50分です。
ちなみに、UAEの通貨、ディルハムへの両替は空港でも可能ですが、日本円からディルハムへの両替はレートが著しく悪いため、ドルを持っていくのが望ましいです。なお、両替はドバイ・モールの中でもいくつかお店がありました。こちらの方が空港より少しレートが良かったです。
ドバイ市内を観光
ブルジュ・カリーファへ行く
メトロが出発してしばらくすると、遠くに”ブルジュ・カリーファ”が見えてきました。こんなに遠くにいても見えるとは、世界一高い建物は伊達じゃないですね。
乗車しておよそ50分。いよいよ到着です。
本当は、通路を通って”ドバイ・モール”に行くのですが、興奮が隠せず、外へ。近代的な高層ビルが立ち並ぶ中、ひときわ高い建物が”ブルジュ・カリーファ”です。
気を取り直して、通路を通って”ドバイ・モール”へ行きます。ブルジュ・カリーファへは、ドバイ・モールを経由して行くことになります。殺風景な通路をおよそ10~15分通ると・・・
ドバイ・モールに到着です!モールの入口には、日本でもおなじみの紀伊国屋があります。
ドバイ・モールの中を散策します。なんだか店舗の壁が水槽になっているおしゃれ感漂うお店もあります。
さらに進んでいくと・・・
ドバイモール – Spherical Image – RICOH THETA
超でかい水槽がありました。この水槽は、Dubai Aquariumと言うようで、完成当時は世界最大の水槽だったそうですよ。
に、しても、大きいですね。こんなものをショッピングモールに作ってしまうドバイパワーはすごい!
水槽上のほうには上から水槽内を覗き込むことができる船のような設備もあります。その他、水中トンネル等もあるみたいでしたが、有料かつ高額だったため、外から眺めるだけ。
モールも堪能したので、外に出てブルジュ・カリーファを眺めます。
高さは828mあるそうです。うん、高いね(笑)
ドバイ運河を渡りオールドスークへ
ドバイ・モールとブルジュ・カリーファを堪能したので、古き良き風景の残る運河周辺へ行きます。
再び、メトロに乗り”AL Ghubaiba駅”へ行きます。駅を降りるとすぐそこに運河が広がっています。近代的なビルが遠くに見える中の昔ながらの風景が心を穏やかにしてくれます。
よく見ていると、何やら船が運河を渡っている様子。乗りたいと思って聞いてみると、対岸まで1ディルハム(約30円)とのことだったので、即決です。
ドバイ。運河 – Spherical Image – RICOH THETA
船は乗ってみると、手すりというか、囲いはなく、非常に運河を近くに感じることができます。およそ10分で船は対岸へ到着します。オールドスークは運河対岸のすぐそばにあります。
ドバイ・オールドスーク – Spherical Image – RICOH THETA
中はこんな感じです。規模自体はそこまで大きくないのですが、きれいに整備されて、たくさんのお土産屋が立ち並びます。ショッピングモールも良いですが、こんな感じの市場も良いですね。
ドバイの滞在時間もあと少し、夜になってきました。ドバイ・モールでは18:00~23:00の間の30分おきに”ドバイ・ファウンテン”という噴水ショーが行われるとのことなので、再びドバイ・モールへ戻ります。
夜のブルジュ・カリーファもきれいです。
ドバイ・ファウンテンは、噴水の長さが275mに達し世界最大で、最大150mもの高さにまで噴水が上がるとのこと。障害物が無ければ320km先の砂漠からも見えるんだそうです。なんかすごいですね(笑)
曲とともに噴水が動きます。ショー自体は5分程度ですが、すごい規模感でした。また、毎回曲が異なるので、一日のうちで何回見ても楽しめるでしょう。
ショーの合間には、こんな感じでブルジュ・カリーファがライトアップされ、噴水以外でも満足度は高いです。
結局、ここで3時間過ごしてしまいました(笑)
そうこうしている間に、飛行機の出発時間が近づいてきたので、空港に戻ります。
乗継ぎの間のわずかな時間でしたが、ドバイを楽しむことができました。
まとめ
通常、乗継ぎというと非常に手間で面倒臭いものというイメージがありますが、ある程度時間があるようだと、乗継ぎ地点の観光をしてみるのも旅の一つの楽しみです。
僕の場合は、どうせ乗継ぎがあるのであれば乗継ぎ時間を長くして、積極的に観光をするようにしています。せっかく立ち寄った旅の中継地点、皆さんもちょっとした観光に出てみてはいかがでしょうか。
E01 地球の歩き方 ドバイとアラビア半島の国々 2018~2019
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