【無謀】世界遺産検定1級を一夜漬けで受けて落ちたはなし

一夜漬けで勉強すると、どんな資格が取れるのか。

前回は運良く世界遺産検定2級に合格することができましたが、せっかくなのでと思い、このたび、一夜漬けで世界遺産検定1級を受けてみました。

世界遺産検定1級の受験情報

世界遺産検定2級と異なり、1級には受験資格が設けられています。

その条件とは、

『世界遺産検定2級を持っていること』

そして、受験料も異なります。

実施級 受検料(公開会場試験) 受検料(CBT試験)
マイスター 19,400円 CBTでは実施なし
1級 9,900円 10,900円
1級リスタ 4,100円 5,100円
2級 5,900円 6,900円
3級 4,900円 5,900円
4級 3,500円 4,500円
2級・3級併願 10,300円 CBTでは実施なし
3級・4級併願 8,200円 CBTでは実施なし

※世界遺産検定HPより引用

試験範囲は、世界遺産検定2級が世界の主要な遺産300件だったのに対して、1級になると全件(2021年現在:1100件以上)広がります。

合格点も2級60点→1級70点へ。

一気に難易度が上がったためか、合格率も2級が約50%だったのに対して、1級は約20%と下がっています。

他の級と違い、1級は受験資格(世界遺産の知識がある人のみが受けられる)にもかかわらず、この数字なのはいかに1級の難易度が高いのかを物語っているのではないでしょうか。

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一晩死ぬ気で勉強して世界遺産検定1級を受けたらどうなるか

と、まぁしっかりと予防線を張ったわけですが、結果的には落ちました

ここでは、受験までの流れを書いていきます。

前日夕方、世界遺産検定1級の参考書を買いに書店へ行きます。



前回受験した世界遺産検定2級では、参考書を買い忘れ、問題集のみで挑むことになり、理解が薄いまま受験することになったのは反省材料でした。

過去問ばっかり解いて、単純な記憶作業のみを黙々とやっても覚えられないし、

なによりつまらん。

というわけで、参考書を購入しますが、、、

上下巻あるんですね。しかも一冊約3,500円と高い…

参考書を購入し、いざ勉強!と開いてみて驚愕。

なにもわからんぞコレ…

馴染みのない用語ばかりで全然わからないし、頭にも入ってこないんですよね。

しかも、2022年現在で世界遺産の数は1100を超えており、出題範囲は全部。少なくとも一夜漬けでは無理だ、終わった…

2級で勉強した内容と範囲の重複も多かったのでいけるかなとか思っていたのですが、初めて目にする馴染みのない用語に気圧されます。

というか、2級も一夜漬けで勉強してギリギリ合格だったので、もはや記憶ないよ、そんなもん

とりあえず、今の実力を測るために過去問を解いてみます。

結果は35点

いや、もうこれは『過去問を解く』という言葉を使うのが恥ずかしくなるほど解けてない。

世界遺産検定は問題が四択なので、なにも知識が無くても期待価的には25点は取れるはず。

つまり、知識の上澄みが10点分しかないわけで、絶望に拍車をかけます。

世界遺産検定1級の合格点は70点なので、知っておかなければならない知識はあと35点分か…

いや、ちょっと待て、計算が違うな

とか、思いはじめて気がつけば30分くらい経っています。

結果的に、全体の60%を理解し、残りの40%の4分の1は運でとれると計算して、

少なくとも60%は理解しておく必要がある

ということが最低限のラインであることを理解しました(遅い)。

ということは、今の10点分しか理解していない状況をあと50点上乗せしないといけないわけですね。

うん、簡単だね!(諦めるのが)

とはいえ、高い受験料を既に支払っており、できればそれはムダにしたくない。

やむなく(義務感で)勉強を開始します。

世界遺産検定1級の勉強方法教えます

1級の出題範囲を改めて見てみましょう。

◆出題範囲と参考書のページ数

基礎知識 日本の遺産 世界の遺産
1級 33p 103p 728p(全部)
2級 33p 103p 不明(300件)

※ページ数は2021年度の参考資料を基に算出

◆問題数または配点比率

基礎知識 日本の遺産 世界の自然遺産 世界の文化遺産 その他
1級 25% 20%
45%
10%
2級 20% 25%  10% 35% 10%

※世界遺産検定HPのものを一部改変

ここで注目してもらいたいのが、基礎知識と日本の遺産です。ここは2級と範囲と2つ合わせた得点比率が変わらないうえに、参考書のページ数も少ないのです。

つまり、この部分はしっかりと覚えて、絶対に回答できるようにしておきましょう。

そして、次に出題の傾向ですが、世界遺産検定の問題には出題されやすい遺産があります。

それが、その年に登録された遺産についてです。日本で新たに登録されている遺産があれば尚更出題されやすいです。

あとは、危機遺産や一番はじめに登録された遺産も割と出題されやすいと感じました。

一夜漬け受験を終えてみて

一夜漬け受験を終えてみて、結果については先ほども書いたように、もちろん不合格なのですが、過程を経て見えてくるものもありました。

1.世界遺産検定1級に必要な勉強量がわかった

資格取得を目指すうえで気になるのが、『どれくらい勉強すれば合格できるのか』ということ。

正直、一夜漬けで目指すのは無謀です(ブーメラン)。

少なくとも1ヶ月、合計80時間くらいの勉強は最低限すべきだなと感じました。

記憶が重要な資格なので、絶対的に反復が必要です。

2.世界遺産を見る(行く)のが楽しくなる

世界遺産検定を勉強していての一番の醍醐味は、やはり世界遺産を訪れたとき。

どういうことが評価されて登録されたのか、どういう歴史を辿った遺産なのか、知っているのとそうでないのは、自身が受ける印象が全く違います。

『せっかく行くのだからきちんと知りたい』。そのきっかけをくれる資格だと思います。

遺産を見て、「これはグローバルストラテジーに基づいて登録された遺産だなぁ」とか、なにか一つでも知っているだけで親近感が湧きます。

正直、上野にある国立西洋美術館とか、登録された当時は、なんで世界遺産に登録されたのかサッパリわかっていなかったのですが、勉強を経て、少しではありますが文化的側面を理解することができたのかなと思います。

3.大学入試で優遇される資格?

世界遺産検定は、大学入試においても役に立つ可能性があります。

試験免除などの大きなメリットを受けることができる大学は少ないものの、点数加算や自己PRの材料になる大学は想像以上に多く、中には国公立大学も記載されています。

多くの場合は4級以上が要件になっているので、少なくとも4級は持っておくと良さそうな気がします。

世界遺産検定の入試優遇措置のある大学・短期大学一覧

まとめ

世界遺産検定1級を受ける方は、勉強時間をしっかりとってから挑むのが良さそうです。

試験自体は年間複数回(1級の回数は少ないですが)実施されていますし、近年はCBT受験などもやっているようなのでスケジュールも組みやすいのかなと思います。

僕は、少なくともここ数年の受験はやめておこうと思いますが(笑)

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