【駅弁紹介】”元祖珍辨 たこめし”を食べてみた

駅弁好きによる駅弁の紹介

名前:元祖珍辨 たこめし

発売元:株式会社 浜吉

系統:海鮮系

購入金額:1,030円

購入駅:三原駅

その他購入可能な駅:福山駅、岡山駅、広島空港

【外装】

『元祖 珍辨 たこめし』の容器は八角形。弁当にしては少し珍しい形です。

”たこ”にあやかって”八”角形にしたのでしょうか。あくまで勝手な推測です。

駅弁にはひもが十字に巻かれていて、少し懐かしげな雰囲気があります。”THE・駅弁”といった感じで、雰囲気を重視する駅弁好きにはたまりません。

【中身】

弁当の中は、タコやエビ等の海鮮系はもちろん、山の幸も割と多いというのが第一印象です。あまり海鮮の主張が強すぎないのが、少し昔の駅弁という感じで、これまたいい感じです。

下に敷かれている炊き込みご飯は、ほんのりと味がついている程度の薄味で、細かく刻まれたタコが入っているので海鮮の風味を感じます。

上にのっているタコは甘く煮込まれています。イメージに反してかみ切りやすく、濃い味なのでご飯と共に食べるとちょうどいい感じです。

逆に、「歯ごたえが欲しい」と思った時は、筍が入っており、これが弁当の『歯ごたえ担当』といった感じでしょう。

エビは余計な味付けはされず、シンプルな味付けで煮てあります。なんとなく、祖母が作ったおせち料理のエビに似た味で懐かしさを感じました。頑張れば殻ごとでも食べられますが、殻は剥いて食べた方が良いかもしれないです(笑)

彩りを出している野菜やシイタケの味付けは薄めで、素材の味を感じます。

味のアクセントは漬け物味付けウズラでつけることができ、最後まで飽きずに食べることができます。

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まとめ

瀬戸内海沿岸では、タコの水揚げが有名ですが、この『元祖 珍辨 たこめし』は、タコがものすごく主役になっている感じではありませんが、全体的に”一つの料理”として完成されている雰囲気があり、一体感の感じられる弁当です。

広島県の三原市は『タコの街』として有名ですので、立ち寄った際は是非とも食べてみてはいかがでしょうか。

おすすめ度(0~10):7