突然ですが、“猫”って癒されますよね(唐突)
世の中にこんな可愛い生き物がいて良いのかと思うくらい、猫が可愛くて仕方ありません。
そんな猫好きな僕ですが、出張や旅が多く猫を飼うことができないのが現状。
「こうなったら猫カフェにでも行くか…」
そんなことを思い始めていた時、ふとネットを見ていたら“猫の島”というものがあるらしい。
国内にはいくつか猫の島があるようですが、今回は瀬戸内海に浮かぶ『真鍋島』を紹介します!
真鍋島の位置
真鍋島は、面積1.49km2、周囲 7.5km、人口200人程度の小さな島で、岡山県笠岡市にある島です。周辺には島が多く、これらの島を合わせて“笠岡諸島”と呼ばれています。
※【参考】笠岡市観光連盟HP
主な産業は漁業や農業でしょうか、とてものんびりとした風景が広がっているのどかな島です。
真鍋島へのアクセス
真鍋島へのアクセスは『笠岡港住吉乗り場』から出ている定期船(三洋汽船)に乗ります。笠岡港へはJR笠岡駅から歩いておよそ10分弱程度です。
船には、普通船と高速船があります。およその所要時間と運賃は以下の通り。
運賃(片道) | 所要時間(笠岡~真鍋島本浦) | |
普通船 | 1,040円 | 約50~70分 |
高速船 | 1,790円 | 約45分 |
正直、所要時間は大きく変わらないため、普通船を使えばいいような感は強いですが、船の便数が少ないため、港に着いたタイミングで乗れる船に乗る感じが良いと思います。
真鍋島に到着!
しばらく船に揺られ、真鍋島に到着!
船着き場周辺にはすでに猫の姿が多数。
あとあと分かったのですが、猫は港周辺を含む海沿いの集落付近に多くいるようです。
餌を求めているのか、人を見つけると向こうから寄ってきます。
撫でてあげるだけでも喜んでいる様子でした。特に冬だと温もりを求めて懐に入ってくるのが可愛い。
猫の柄は三毛猫や茶トラ、キジトラ、サビなど様々。いろんな種類がいるのでまったく飽きません。
中にはこんな高貴な雰囲気な猫も。撫でさせてくれなかったあたり、プライドの高さを感じますね。
猫のベンチ。撮影時は冬だったので、みな身を寄せ合っていて癒される光景です。
集落をまわってみる
せっかくなので集落を回ってみます。
こちらは真鍋中学校。レトロな佇まいから味を感じます。昭和24年に建設されたこの校舎は現在でも現役で使われているようです。
集落の中の神社。時折猫がうろうろしている以外は殆ど人の気配がなく落ち着いています。
集落の路地は細く、古き良き瀬戸内を感じることができます。
山に行ってみる
真鍋島は、山にも道が通っており、簡単なトレッキングを楽しむことができます。
道は明瞭なので、あまり迷うことはないですが、場所によっては枯葉などで滑るので、歩く際は動きやすい靴が望ましいでしょう。
山まで登らずとも、少し高い場所へ行けば瀬戸内のしまなみと真鍋島の集落が絶妙にマッチした瀬戸内の原風景を見ることができます。
真鍋島で食事
真鍋島の食事処はあまり多くありません。お店自体も行ってみたら閉まっていることもあるので注意が必要です。
今回行ってみたのは『船出』という定食屋さん。ここでは刺身定食や煮付定食という魚を使った料理や、うどんやラーメンが注文できます。
僕は煮付定食を注文しました。どうやら、注文してから魚を捌くようで、待ち時間は長めですが新鮮な魚が食べられるのでうれしい限りです。出てくる魚はその日に獲れたものを使っているのか、「今日はカワハギですよ」と言われました。
まとめ
今回は、真鍋島を紹介しました。真鍋島は猫の島と呼ばれていますが、猫の数が“ものすごく多い”という感じではないように思いますが(それでも割と多いですが)、人懐っこい猫が多く、猫好きにはたまらない島です。
ただし、島に住まわれている方もいらっしゃいますので、猫への過度な餌やりや、猫の持ち込み等は控えるようにしましょう。
また、参考までに僕が真鍋島に行った時の動画を貼っておきます。