エジプト旅行!両替方法や危険度は?

こんにちは。

つい先日、GWを利用してエジプトに行ってきました。僕は貧乏バックパッカーなので、事前の情報収集から実際の旅まで一人で動く必要がありました。前回の投稿(エジプト旅行!旅行を思いついてからビザ取得・入国までの流れ)では、エジプト旅行を思いついてから、入国までの手順を簡単に説明しましたが、今回は”そもそもエジプトってどんな国なの?”というのを書いていこうと思います。少しでも、次にエジプトに行かれる方の参考になればと思います。

1.エジプトの諸情報

まずはエジプトの諸情報について記載します。

エジプトの位置

エジプトの位置についてですが、上記地図の通り、アフリカの北東に位置している国です。

日本からは直行便でも約14時間のフライトが必要であり、遠い国であるということがわかります。なお、乗り継ぎ便を利用した場合は、さらに時間がかかります。

エジプトの面積と人口

面積:1,001,450k㎡ 世界陸地面積の0.67%

人口:約9,150万人

面積は日本のおよそ3倍と大きな国ですが、そのほとんどが砂漠で、人口のほとんどはナイル川沿いに集中しており、ある意味”縦に長い国”とも言えると思います。

エジプトの通貨や両替

エジプトの通貨は、”エジプトポンド(E£)”です。2019年2月28日現在で「1£=6.3円」程度となっています。エジプトポンドは割と不安定な通貨で、3年前のおよそ半額の価値になっています。

安定しない自国通貨に不安があるのか、エジプト国内ではUSドルによる支払いの方が喜ばれる場合もあります。

また、エジプトポンドは非常にマイナーな通貨であるため一度両替してしまったら元の通貨には戻せないと考えておいた方が良いと思います。因みに、エジプト人の多くは”PO(ポ)”の発音ができないため、現地では「エジプシュボンド」と言っていました。

日本円からエジプトポンドへの両替は、エジプト国内の主な銀行で行うことができます。カイロやルクソール等の大きな都市では銀行も多くあるので、日本円を持っていくのでも問題ないでしょう。

むしろ日本円→USドル→エジプトポンドと両替すると二重で手数料がかかってしまうので、少し割が悪くなってしまいます。ただし、小さな地方都市では日本円を両替してくれる銀行が少ない場合があるので、その場合はUSドルを持っていくのが無難です(アスワンで日本円→エジプトポンドへの両替を試みたところやや苦労しました)。

なお、日本円→USドルへの両替は、新宿の”思い出横丁”あたりの金券ショップが良いレートです。

この付近には、多くの金券ショップが立ち並んでおり、いくつかの店をまわって、より良いレートの店で両替しておきましょう。

現金はなるべく持ちたくない”クレジットカード主義”の人は、VISAMastercardを持って行きましょう。僕はJCBのカードを持って行ったのですが、使えるATMが少なく、全く使い物になりませんでした。

エジプトの電圧とコンセント

最近は旅行に電子機器を持ち歩くことが多いと思います。カメラやスマホ等を夜に充電することもあるでしょう。エジプトの電圧は50Hzの220Vで、コンセントのプラグはタイプCです。電圧が日本よりも高いので、変圧器が必要です。また、プラグも日本のものと異なるので、日本で販売しているものを使うには変換アダプタが必要です。なお、最近は220Vでも普通に使える(変圧器無しで対応している)充電器等がありますので、事前に対応しているものかどうかチェックしておくのが良いと思います。僕はなるべく荷物を少なくするという観点から、変圧器が必要ないものを持っていくようにしています。

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2.エジプトの治安

エジプト旅行で一番不安なのが何と言っても”治安”でしょう。最近でもクーデターやデモ、暴動、テロ等の治安の悪そうなニュースを耳にすることがあります。外務省のHP(エジプトのページ)に記載されている危険度では、2018年5月現在、リビアとの国境付近やシナイ半島の大部分がレベル3、カイロやギザ、アレキサンドリア、ルクソール~アブシンベルにかけてのナイル川沿いとハルガダ、ダハブ周辺がレベル1、その他の地域がレベル2になっています。レベルの説明については以下へ記載します。

「レベル1:十分注意してください。」 その国・地域への渡航,滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」 その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。
「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」 その国・地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。(場合によっては,現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)
「レベル4:退避してください。
渡航は止めてください。(退避勧告)」
その国・地域に滞在している方は滞在地から,安全な国・地域へ退避してください。この状況では,当然のことながら,どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。

これを見ると、基本的な観光地については危険度は低いものの、観光地以外の所へ行く場合にはやや危険が伴うようです。とりあえず用がなければ少なくともレベル3の場所へ行くのはやめておくのが良いでしょう。

ここからは僕の体感の話にはなります。今回の旅行ではカイロ、ギザ、ルクソール、アスワン等のレベル1に分類されている地域へ行ったのですが、思ったよりも治安は良い印象です。観光地周辺であれば夜に一人で歩いていても特に問題ないのでは?と思うくらいです。

ただし、大きな通り以外は極端に街灯が少なく暗いので、仮に夜に出歩く必要があるのであれば、そのような道は避けるべきでしょう(一番は出歩かないことに間違いないのですが)。

しかし、街中の数か所や、都市間や観光地への移動の際には軍による警備が実施されているなど、安全とは言いつつも危険が近くにあるという雰囲気も感じます。

また、スーク(市場)等でお土産を購入する際には、治安とは別にトラブルが付きまといます。街中でお土産物屋に声をかけられ、返事をしたり話をしてしまうと腕をがっつり掴まれて店の中に連れ込まれます。大体は一目見て「いらない」と言って歩き去れば問題ないのですが、まれにお土産を買うまで外に出してくれない場合もあります。

また、親切を装って、「写真を撮ってあげよう」「ここの案内をしてあげよう」「ラクダを見るか?」などと言われる場合もありますが、間違いなく後でお金を要求されますので注意しましょう。

トラブルになった場合はとにかく怒鳴り、怒っていることをアピールして隙を見て逃げましょう。お金がないと言うと「財布の中身を見せてみろ」と言われることがありますが、間違っても彼らの前に財布を出してはいけません

トラブルになるとお互い怒鳴り合いにはなりますが、向こうはそういったことに慣れているので、手を出してくることはあまりありません。

トラブルを避けるために普段から行動に注意しましょう。

とりあえず、エジプトの諸情報でした。

また、エジプトの情報について更新していきます。

旅を計画する

◆航空券の予約

旅を計画したら航空券を予約すると思いますが、僕は以下のサイトをはじめ、様々なサイトを比較して安いところで予約するようにしています。

skyscanner スカイスキャナー

skyticket スカイチケット

DeNAトラベル

◆宿の予約

宿の予約は以下のサイトを活用しています。以前は飛び込みで宿を探していましたが、旅の予定に合わせて柔軟に宿を選ぶことができるので、ネットで予約するのはおすすめです。

Booking.com ブッキングドットコム

trivago トリバゴ

エジプト旅行記一覧

①旅行を思いついてからビザ取得・入国までの流れ

②両替方法や危険度は?←now

③カイロからアスワンへの移動(1日目)

④寝台列車とアスワンの街をぶらつく(2日目)

⑤世界遺産発祥の地アブシンベル神殿の観光(3日目)

⑥ルクソール東岸の神殿と博物館巡り(4日目)

⑦ルクソール西岸の王家の谷と神殿巡り(5日目)

⑧首都カイロの考古学博物館と街巡り(6日目)

⑨ギザの三大ビラミッドを訪れる(7日目)

⑩オールドカイロと最大の市場(8日目)

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